2015-01-01から1年間の記事一覧
クリスマスソングが街中に溢れ出す季節。この習慣は、いつまで続くのだろう。知らぬ間に根付いた文化は、そこかしこにあらわれ、このチェーン店のカフェも例外ではない。新宿の人混みを窓越しに眺めながら、コーヒーを飲む。騒がしい休日の会話と、BGMで流れ…
例えば、追憶の向こう側で君が手を振っている。コントラストが曖昧な、その所為で距離も不均衡な、砂漠に放り出されたかのように立ち尽くして蜃気楼を眺めている気分だ。声がする。叫び声でなく、記憶が鳴る。パズルのピースのひとつひとつは、幻想ではなく…
帯のコピーに惹かれて買ってしまったのは、『よつばと!』以来である。たしかそのコピーは、“楽しめ。血を流しながら。”といったものだった気がする。 『コンプレックス・エイジ』は、コスプレという、まだ世間からの目はあたたかいとは言い難い趣味を思いの…
未来へ続く扉“REFLECTION” いつも、Mr.Childrenの新しい曲を聴くときは、胸が高鳴る。そして、その高鳴った胸を鎮める様に、スピーカーの向こう側から溢れてくる鮮やかな音色はスーッと心を浄化していく。昨日までのアレもコレも、ついさっきまでのモヤモヤ…
もうすぐ最新アルバム「REFLECTION」が発売されるというのに、「DISCOVERY」について書いてしまいました。しかもこれ、前半は2年ぐらい前に書きずっと温めてたものですね(言い方をすると)。 NEW ALBUMMr.Children | New Album REFLECTION | TOY'S FACTORYは…
雑記。このブログ、読まれている記事がほぼ変わらないので、書き直したいなあ、とか思ってるんだけど、なかなか。特にミスチルのHOMEとか、適当に書きすぎたなあ、と。当時の気持ちは残したいけどね。 んで、なんでまた雑記なんかっていうと、なんか書かなく…
TRIPLANE3年ぶりとなる通算6枚目のフルアルバム。 錚々たる面々がTRIPLANE - ホーム | Facebookにてコメントを寄せている以上、私もコメントを寄せなくてはと筆を走らせている次第です。 ……というわけでもなく、単純にTRIPLANEが大好きで感想を書かずにはい…
足音は常に鳴らされ続けている Mr.Childrenは進化を止めない。「深海」で社会からの光すら当たらない闇の奥深くに潜り込み、「HOME」で手の届くすぐそばの世界を鮮やかに彩り、最新作「 [(an imitation) blood orange]」では理屈抜きのHAPPYを綴った。その足…
夢朧。書き連ねては消して、描き疲れては決せずして。行く当てのない将来が、ビデオテープによって消費されていく。季節感のない平和が売り場のテレビで声を揃えて報道される。今日も平和のシュプレヒコールだ。さあ、夢朧。地図上にはない正解を求めながら…