今日もご無事で。

今日も無事なら明日も無事でいて。そんなくだらない話。

2019-01-01から1年間の記事一覧

マチネの終わりに/平野啓一郎:離別する個は私で在るのか

『マチネの終わりに』を読んでいて途中で気付いた。自身の脳内で再生されている主人公の声や表情だけではなくその姿が福山雅治に、そして一方の女性は石田ゆり子に置き換えられていることに。映画は観ていないが、繰り返しテレビで流されるその予告編が無意…

美術館とシャッター音

森美術館に塩田千春さんの展示『魂がふるえる』を観に行った。いつの頃だったか、いろんな作家さんの作品が集まっている中で、塩田さんの“糸”を用いた繊細でシンプルな構造、そしてある意味では幾何学的な表現をしている作品に惹かれ、いつかちゃんと観に行…

美しい滅びかた、その“黒木渚”について。

どうしようもない気持ちの時に書いた2週間ぐらい前の文章が確か下書きのまま残っていたはずだよなあ、と思いながらブログを開いたらすっかり消えてしまっていて、いま、その当時とおそらく同じようなどうしようもない気持ちでブログを書いている。 あの時、…

視野と視界

歳を取ると、自分の癖が増えていくような気がする。経験が無意識のうちに仕草に落とされていくのだから、そりゃそうなのだろうけれど、ほとんどの癖があまりよくないものだなあと感じるので、なんとかして直せないものか、と思ったりする。 これは癖なのか、…

未来の限界

タイムマシンがあったら、と考えたことがある。タイムラインがもしあったら(実現することがあったなら)、その時点で未来は限界を迎えると思った。なぜなら、そのタイムマシンが仮に未来と過去を自由に行き来できるものであるならば、未来の文明を過去に取…

グラデーションと断絶

滅多に映画を観ない私は今、『スパイダーマン』を観ようかどうかを迷っている。しかし、スマートフォンのGoogleレコメンド機能ではスパイダーマン関連の記事をひとつも表示しないし、Twitterのタイムラインには誰一人としてスパイダーマンを語っている人がい…

無題2

世の中には新しいことがたくさんあって、生まれては死んで、明日新しいことに見えていたできごとも、やがては古いできごととなる。そんな当たり前のことを日々忘れながら、新しい刺激への感動を日々絶やすずに生きている。 appleの新製品が発売されることを…

無題

移行完了のメール来てないのに移行完了してた……(6ヶ月の謹慎期間(移行を怠ったために更新ができなかった)を経て、今) ちゃんとリダイレクトされててよかった……