今日もご無事で。

今日も無事なら明日も無事でいて。そんなくだらない話。

未来の限界

 タイムマシンがあったら、と考えたことがある。タイムラインがもしあったら(実現することがあったなら)、その時点で未来は限界を迎えると思った。なぜなら、そのタイムマシンが仮に未来と過去を自由に行き来できるものであるならば、未来の文明を過去に取り入れ、タイムラインのタイムライン上にあるものすべてが未来の最新の状態にアップデートされるのでは?と思ったからである。

 で、そう考えると、そもそもタイムマシンができることは“時間(流れゆくもの)”という概念を受け入れることになるのだけれど、タイムマシンができることで時間という概念を受け入れた途端に、すべてのタイムラインが最新の状態にアップデートされることで“時間”という概念が消えることになる(少なくとも過去、未来の考え方がなくなるので)。時間という概念を受け入れることは、時間という概念を消滅させることになるのだな、とずっと思っている。10代ぐらいの時になんとなく考えてから、度々この考えは頭の中をぐるぐるして、いつでも「ああ、ドラえもんがいたらな」って思って考えるのを止める。

 

 本当はもう少しまとまりのある話をしたかったのだけれど、どうしても散文でもいいから文章を書きたくなって(なにかしら吐き出したくなって)、いまキーボードをパチパチと叩いている。マジックバーが出たてのMac Book Proのバタフライキーボードだから、パチパチ、なのである。

 

 JamiroquaiのVirtual Insanityを聴いていると、なんだかすごく不安になる。僕らの未来は、まさにこんなもので、いや、未来というか今を生きるこの瞬間こそがVirtual Insanityなんじゃないかって思うと、ものすごくぶつけようのない不安が胸の底からじわじわと湧き上がってくる。湧き上がる、というよりはジリジリと詰め寄ってくる、という感覚のが近いか。Virtual Insanityを聴くと抱く不安は、なにか哀しい事件が起きたときに「自分にできることはなんだろうか?自分がいつか加害者や被害者になったときなにができるのだろうか?」と考える耽るソレではなく、“前後のない未来”への不安だ。人類の果てにゴールがないように、この生きるこの瞬間こそ、なんの意味も成し得ない、いわば“生きていることそのものが仮想であり狂気”であることを感じさせるのだ。何をする気も起きなくなる。仕事がしたくないとか、ただ寝てたいとか、そんな感覚さえも太刀打ちできない状態になるのがVirtual Insanityだ。

*もしなんらかの事情でこの文章に辿り着き、なんらかの事情で曲をyoutubeで聴こうとされる方がいたら、公式のMVは人によっては不快感を得るかもしれないので、気をつけてください。

 

 さて、話は変わって、ここ1週間ぐらいずっと風邪をひいていた。本日夕方頃までは言いようのない頭痛に苛まれていたわけだが、今ではどういうわけかすっかりこうやって文章を書いている。ぽっくり死なずに、生きていたい。ここ数ヶ月、暇があればyoutubeを見ていたわけだが、そろそろ動画を一方的に見せられることに苦痛を感じてきた。スマホにゲームをいれてはアンインストールし、を繰り返していたが、やはりそれも“ゲームを見つめること”を強いられている自分がなかなかに辛かった。したいことをしたい。

 

 youtubeをここ数ヶ月見ていて感じたのは、私は残念ながら、その“谷”に落ちてしまっていた世代であり、いまyoutubeで活躍する世代、これからyoutubeをツールとして活用していくであろう世代は“自己プロデュース”に長けているようになるんだろうな(と言ってもおそらく平均的にそうなるので結果的には世代比較して長けていることになるのだが)、ということである。

 フィードバックが受けやすいのだ、youtubeは。もっと多様な活用のされ方がでてくるであろうし、youtubeだけじゃなくなってくるんだろうな、とも思う。まだまだ過渡期じゃない。

 

 勿論広告モデルとかそういう点では、ある程度限界を迎え始めるような気もするんだけど、そもそも広告っていうモデルが古くなっていくような気もする。あと100年ぐらいしたら、みんな働いていない気もするし。ほんと東京に住んでいて思うよ、「こんなに働く必要ある?」って。どっかの事務所じゃ、ずっと紙にハンコ押してるだけの人もいるんだぜ?「いや、それは雇用を生んでるわけでありまして」って、いやいやいやいやいや。働かなくても、生活していけるような、(無理に働いている人が)無理に働かずとも自分の生活を支えていくことができるような仕組みづくりが絶対今後必要になってくるって。もうすぐそこにあるわけですよ、超高齢化社会が。高齢者の事故がどうのと騒いでいるわりに働かせるわけですか?あとはいい加減「働きがい」って呪縛から離れたほうがいい、社会も俺も。

 

 なんか最後すごく支離滅裂なこと書いた気がする。反省する。

  

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