今日もご無事で。

今日も無事なら明日も無事でいて。そんなくだらない話。

雑記。2016年7月24日

別に本を読んだり、音楽を聴いたり全くしていないわけじゃないんだけれど、言葉にならない。日々考えていることも全然積み重なっていかなくて、日常が形骸化している。新しく買ったCDは、何度読み込もうとしてもエラーになってしまうし、読みかけの本はどこかにいってしまった。楽しみにしていることといえば、ついに発売されるスピッツの新作とか。

27時間テレビを見ていると、Hey! Say! JUMPのメンバーが全国の高校に登場する、というくだりがあった。登場すれば、間髪入れずに黄色い声援。「あれっ、こんなに人気なんだ」と思ったと同時に、「もうその時代にはいないんだな」と感じた。一生ミーハーでいたいと思ったけど、たぶん無理だ。だって今が好きだし。今のミスチルが好きだし。

いつだったか(とはいってもものすごく昔)、優秀な友達に向かって「大人になりたくないッ!!ドラえもんをずっと見続けたいッ!ドラえもんでずっと感動したいッ!!」と気持ちを漏らしたら「もうそろそろ大人になってもいいんじゃない?」とさらっと返された言葉が未だに記憶に残っている。彼は淡々と、それでも努力を積み重ねて着実にいい大人になっていっていて、いい大人って踏ん切りつけられている人のこと言うんだな〜と思った。たぶん子供心は大事にしても、ポリシーにするもんじゃない。
そういう意味でポケモンGOな。あれは童心に返るものかと思ったら違った(別に戻りたかったわけではない)。ワクワク感も、あれだな、プレスリリースを見た時が一番ワクワクしたわ。個人的には。ゲームとしては、ただの面白いゲームで、そこに没入して現実世界に戻ってこれないとかそういう感じではない。僕がそもそもゲームにあまり没入しない性格だからかもしれないけれど、映画とか、アニメとかのが中毒性は高い。

時代は繰り返す。確実に繰り返す。そう思うと、なにもかも平坦に思えてくる。決して悪い意味ではなく、そのループは螺旋みたいに大きいものから小さいものまできっとあって、僕らの生涯においても、そのループは確実に何回か存在している。
そのループの中で、人は何回も何回も試行錯誤して、「この1週をより良いものにしよう」って思ってまた新しいスタートに臨む。ある人は次の人にバトンを渡し、ある人はあきらめて同じ点数のままループして、ある人は離脱しちゃったりする。
ずっと生きてたいし、死にたくもないけど、やっぱり人生80年は長いよ。死にたくないけど。永遠の生も、死と同等であると考えれば苦悩は尽きないね。どうすればいいのさ。火の鳥でてきてくれ〜。

だから少しでも多く毎日に祝杯をって人は考える。サプライズが脳を刺激して、もうちょっとだけって人を走らせる。誰かと出会ったりして、永遠を誓う。誓ったら逃れられないね、でも、それが強くさせるんだろうね。
友達の結婚式に出たりして、「とうとうここまで来たか〜」って思う。社会人になった時より、強く思う。とうとうこの段階まで僕らは来てしまった。さあさあ、ここからは個人個人が、それぞれの精神と向き合う時間がはじまりますよ。言いたくはないけど、離脱する人は増えるだろうなと思う。でも負けないで。そんな風にも思う。

風呂上がりのアイスは美味しいなあ。その感覚はおそらく永遠に変わらない。そして、共通認識としてある程度の人たちと持っていける。分かち合えるもの。まあ、分かち合う必要がどこまであるのかってことだけど。でも、個が個として考えられる状態にはおそらく限界があるから、分かち合えるものなら分かち合っていくべきであるとも思う。
ただ最近疑問を持ったのは、「認め合うの連続」はやっぱり難しいものかな?ってこと。認め合いながら人は生きていくべきなんだけれど、相手の深い領域に踏み込んでしまったら、なんでもかんでも認めるのはやっぱり難しい。自分の領域が侵されない程度に、みんな適当にまわりを認めあるふりをしていく。けど、いい部分を分かち合うことはできるよね。
いろんな人がいろんなことを言うけれど、おそらく正解なんてなにひとつないし、みんなそう思っているから自由だ。じゃあ、それぞれがどこに向かっていくのか、っていうことだけが大事なわけで、そこに共感できた人たちが一緒に歩んでいくことになる。

それは前述したループを「よりよくしたい人」だったり「よりよいものを次の世代に引き継ぎたい人」だったり「気持ちの良い段階でループを続けたい人」だったり、それぞれでしょう。

生きていることはいいことかなあ、滅多にこんなことを思ったりしないんだけど、なんでだろうなあ。おじいちゃんになる想像をはじめてしたよ、信じられなかった。
誰かが死ぬ前になにをすればいいんだろうって、たまに思うけど、いや、いつも思うけど、こればっかりは答えがでない。ペットが死んだときに「なにがよかったんだろう」って何度も問いかけたけど、結局それは死ぬ側にもわからなかっただろうね。それぐらい永遠って愚問だし、恐ろしく想像外の概念。

「語りえぬものについては、沈黙しなければならない。」なんてよく言ったもんですよ。キツ過ぎる。苦行だね。

そろそろジブリ風立ちぬを見るタイミングなのかなあ。
ここ最近のずっともやもやしていたものが少し吐き出せたようなそうでもないような。
寝不足が続く。休みなのになあ。

生きねば。