今日もご無事で。

今日も無事なら明日も無事でいて。そんなくだらない話。

studygiftとAKB48総選挙(1/2)

人を「応援する、支援する」とはいかに。
いまやインターネットの登場によって、システムの複雑化によって、遠い国からでも“誰でも”“誰もに”支援することが可能になった、と思う。
勿論、両者の設備が整っていれば、の話だけど。


▼studygiftについて

studygiftは新しい形で学費支援を行うことを目指して
従来の “どんな人にいくら渡るのか解りにくい寄付” では無く “この人に共感するから支援” を実現すべく オープンした学費支援プラットフォームです。
引用http://studygift.net/より

▼あげられる問題点
まずstudygiftにしろなんにしろ、こういう話が出ると「私が若いころは」「私が同じような状況だった時は」みたいな苦労話が出てくるんだけど、僕からするとその反論の仕方、意見の添え方はちょっと違うじゃないかと思う。
だって彼女は、彼らは、正攻法で闘おうとしていないんだから。まともにやろうと思えば、そりゃあ、フリーター生活長くしてでも、アルバイトしてでも、親に頭を下げてでも、そういうところから資金を得て大学に通おうとすると思うんです。
でも、彼らは“新しい試み”をしようと、この仕組みを立ち上げたわけで。

この「studygift」でいちばんの問題点だったのは、各所で言われているけれど「大学に戻ってなにをしたいの?」ってこと。
これ、大半の大学生がなにも答えられないような、とっても大事な問いであると僕は思う。
「勉強?じゃあ、なんで勉強しなかったの?」「部活?それは大学に戻らなくてもできることじゃないの?」と。本当、通えている僕らは恵まれていると思う。

こうやって問い詰められたらなにもでてこなくなる人、いくらでもいるんじゃないだろうか。

その中で、多くの人から支援してもらうのであれば、やっぱり“why”“what”の部分は必要だよね。
支援してくれたら、サービスします、ってそれじゃ普通のクラウドファンディングじゃないですか。
“新しい試み”でもなんでもない。


▼女子大生だからお金が集まったわけでも、叩かれたわけでもないと思う。
CAMPFIREというクラウドファンディングのサイトでニートニートの本書きたいです、って言ってお金集めちゃった話があるんです。
ニートについての本を書いてるんですが制作費が欲しいです。 - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)

やっぱりこういうの見ると「なにがしたいか?」を明確にすることが大事なんだなあ、と。
“誰が”ということで多少叩かれたり、お金が集まったりするのかもしれないけれど、それは“なにがしたいの?結局”という部分がそもそもない、伝わってこない、という解決必須な問題点が必ずあるのだと思う。

どちらもネームバリューはあるのは前提。

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後半はAKB48総選挙についてちょろっと書きました。
http://d.hatena.ne.jp/stock_flock/20120612/1339498811