今日もご無事で。

今日も無事なら明日も無事でいて。そんなくだらない話。

studygiftとAKB48総選挙(2/2)

前回はstudygiftについてちょろっと書きました。
studygiftとAKB48総選挙(1/2) - 今日もご無事で。
その続き。

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AKB48総選挙で個人的に思ったこと
で、studygiftをどうしたほうがいいか、とかなんかそういう小難しい話にする気は一切なく。
AKB48総選挙の話。
お金をかけて、彼女たちを応援する仕組みは、なんとなく似ているな、と思ったわけです。

「そういうお祭りなんです」と言われてしまうと、僕はなんの返答のしようもないのだけれど。。。
まず、AKB48総選挙を見ていて僕が違和感をもっとも感じたのは「この子たちはなにを賭けて闘っているんだろう?」という話。
CDの売り方が汚い、とか、こんな時に報道することじゃないだろ!とか、そういうのはいい。どうせ大人の事情だろう。

けど、1位とか16位とか、21位とか、そういう順位をつけられて泣いている子はどうしてかあんまり分からない。
いや、上位の子はなんとなくわかる。AKB48というアイドルグループの中で上位に君臨することができるその支持率。それは圧倒的な力を持っている証明であると思う。
でも、他の子たちはなんなんだろう。プライド?プライドを賭けて、プライドに泣いているの?

よくわからないんだよね、どうして17位や19位が欲しくて泣くのか。
studygiftにちょっと重ねれば、彼女たちがそこに立ちたい理由があまり分からない。
素人でごめん。

17位の子が19位でなにか失うものがあるんだろうか。プライドは傷つくだろうけど。
まあ、もうひとつ考えられるのは選抜メンバーに選ばれることを目指している彼女たちにとってその階段を一段一段上がっていくことが嬉しいのだろう。

けど、AKB48ってもうそんなきっともたないかもしれないよ。
一段、一段じゃなく、それこそ指原さんのように一気に駆け上がる能力がないと需要はないだろう。


▼studygiftと重ねて。
なので、なにかを賭けたら面白いんじゃないかと思う。
賭ける“why”を作る。彼女たちが“why”を明示する。なぜ、そこに立つのか。なぜ、競争したいのか。
「ありがとう」とか「勝てたら、みなさんにちゃんとお礼を言いたいと思います」とかそういう口上じゃなくてさ。

「絵本書きます」「大会上位目指します」「バンドデビューします」

総選挙関係なくやれよ、って話なんだけど。
17位でいた、はい、終わり。ってなんか面白くないなーって素人は思うんです。
多分、ファンの人たちは十分面白いんだろうけど。

その順位に合わせた支援を秋元康なり、レコード会社なり、プロダクションなりが支援して。
それを賭けてやったらもっと面白いのに、って思うの。

素人の僕らも、アイドルとしてではなく、別の才能を認めて支援することができるわけだし。

ノウハウを知らないから、彼女たちは秋元康に踊らされ、舞台に立たされ、歯車と化してるわけだし。
でも、アイドルってだけでやっていける時代じゃないでしょ?そもそもやっていけたらAKB48なんかに入って地団駄踏んでるわけないし、さっさと上位いくし。

新しい才能発掘の場、ファンディングの場、才能の宝庫、みたいな感じでAKB48っていうシステムが進化していったら面白いな、とか思うんですよ。


▼一方でAKB48総選挙の面白いところはその“なぜ?”がないとこ
ただ、このAKB48総選挙の面白い点は、その“なぜ?”の部分をあえて明示しない点でもあるのかな、と。
「可愛いから」「面白いから」「守りたいから」それぞれがそれぞれの理由で、支援する子たちの個性を決めて、応援する。
「ファンが育てるアイドル」っていう言葉そのまんまだね。

けど、彼女たちは彼女たちであるべきなんだよね。

僕らの情報・印象操作は彼女たちにとってももしかしたら必要ないのかもしれない。