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今日も無事なら明日も無事でいて。そんなくだらない話。

就職活動解禁、について。

12月1日になってこんな記事を目にした。
「就活解禁!」
2013年卒の就職活動の正式解禁。

師走の言葉通り、就活生は忙しく走り回る、はず。

と言う訳で、就職活動解禁についてかる〜く書いてみる(とはいえ僕も経過途中です、学生と社会人の方の意見を交えた視点で自戒を込めて)。

先に言っておくけど、学歴と体育会系サークルは未だにとても有効な武器だと思います・・・。


  • 僕らが就職活動を行う理由、その先のビジョン


大きく分けて2つになると思う。

・やりたいことを追求する人
・雇用形態の面での所謂安定した企業を求める人

どちらにも言えることだと思うけれど特に前者に関しては、やりたいことがはっきりしているかどうか、どれだけ明確に出来ているかどうか、が肝であると思う。
ただし、僕は先輩社会人の多くから「やりたいことなんてはっきりしてなくていい」という意見も多くもらった。
というのも「やりたいことなんて環境に合わせてコロコロ変わって当然だ」と言うからだ。

けれど、やりたいこと(ビジョン)がはっきりしている人間は強い。
特に僕が志望していた業界はそうだった。

「なぜそうなのか?」を聞かれた時に、はっきり答えられる人間はプレゼンテーション能力も高い気がする。
例えば企業が想定していないビジョンを学生側が答えたとしても、そのビジョンがはっきりしていれば採用側が惹き込まれる。
「なぜ?(why?)」と言われ、自身のビジョンをプレゼンし、その後に待ち構える「どうやって?(how?)」に備える。

ただ、「どうやって?(how?)」の部分までは採用側からすればそこまで明確にしなくていい、とはよく言われた。
多分、面接の場で見られているのは、即戦力になるかどうかもウェイトがかかっているとは思うけれど、それと同等かそれ以上に「一緒に働きたいと思うかどうか?(人柄)」も必要とされていると思うからです。
言いかえれば「一緒に働きたい」「君はうちに必要な人材だ」と思わせるプレゼンが出来るかどうか。


  • 学生時代にやってきたこと


学生の就職活動においてほぼ聞かれる質問だと思う。
勉強、部活、課外活動、遊び、バイト。
どれをとったっていいと思うけれど、複数ある必要はないと僕は思った。

強烈なネタが一個あれば、自己アピールはそれだけで最終面接まで進めると思う(僕の志望業界が特殊だったかもしれないけれど・・・)。
まあ、最終に近づくと、前述した「ビジョン」みたいなものが話の重点になってきたりして「お前のやってきたこととかどうでもいい」みたいな空気になったりはするけど。

大事なのは、真実味があることと、引きがあること。
君のキャラクターが知りたい、え?なにそれ?と思わせるようなネタだと、1次、2次、3次と面接官が違えば、興味を持ってもらうことから始められる。

あと、良く言われるのは「そこからなにを学んだか?」
どういう人間かって正直、説明する必要ないと思う。
君が有能かどうか、忍耐力があるかどうか、行動力があるかどうか、なんて話を聞けば分かるし、逆に言えば入社して働き始めないと本質は分からないだろう。

それに「僕は面白いです」「僕は真面目です」とか言わなきゃ分かってもらえない様な話口なら、聞く側は退屈なんじゃないかなと思う。
引きを作る為に、言うなら別だけど。

だから、「なにを学んだか?」という論理立てが出来ているかどうかは重要だと思うのです。
「世界を学んだ」「経済の仕組みを学んだ」「人間関係の難しさを学んだ」
そういう言葉で騙せる企業もあると思うけれど、見ているのは、その結果を説明するための過程、論理立てをしっかりできているかどうか?
「やってきたこと」と「結果」までの過程を説明することは、真実味を増すし、具体性も増す。
そこからキャラクターも分かる。


  • なにより僕ら自身がその企業に活かせるかどうか


某大手玩具メーカーの社員さんが言っていた言葉でものすごく心に残っていることがある(もうずっと前なので多少のうろ覚え、曖昧)。

最終面接まで来ると、どの学生もとても優秀な人たちばかりで、誰を採っても申し分ないと毎年思っている。だから、僕らがそこで重視するのは、その学生がうちに来て、本当に学生を活かす(生かす)ことが出来るかどうか。本当に縁なんです。落したからってその学生がダメってわけじゃない。最後は、うちに合うかどうか、それだけです。

いろいろあるけど、とりあえずこれぐらい。
また書き足します。